デジタル戦略構想策定

ビジネス戦略とIT戦略を整合させ、業務プロセス、データ、アプリケーション、テクノロジーを共通の設計図としてモデリング設計

デジタル戦略構想策定は、ビジネス戦略とIT戦略を整合させ、業務プロセス・データ・アプリケーション・テクノロジーを共通の設計図として描き切るコンサルティングサービスです。

単なる「ITシステム整備」ではなく、市場価値創出・変化対応力に直結するデジタル基盤を構想し、デジタル変革の“中核(背骨)”を定義します。

多くの企業で、基幹・周辺システムが10年単位で継ぎ足され、刷新のタイミングを迎えています。一方で、クラウド・DX・AIといった技術テーマだけが先行し、業務改革が伴わないシステム変更は価値にならないという壁にぶつかります。

X-DRIVEでは、業務改革(BPR)とデジタル基盤を同じ地図上で設計し、投資対効果と実行順序がブレないロードマップへ落とし込みます。

Contents

よくある課題

1. システム刷新が“目的化”し、ビジネス価値に接続できない

  • 老朽化や保守限界を理由に刷新するが、「何を変えると利益が出るか」が曖昧
  • 業務プロセスを変えずにシステムだけ変えるため、効果が出ない・現場が疲弊する
  • 部門ごとに個別最適で導入が進み、全社の整合が崩れる

2. 従来型(Waterfall)で進めるほど、変化に弱くなる

  • まず業務要件を固め、次にデータ→アプリ→インフラを順番に決めるため、意思決定が遅い
  • IT部門中心で「個別システム設計」に注力し、柔軟性・アジリティを失う
  • SIベンダー依存が強まり、業務変化への即応や内製力が育たない

3. データが“資産”になっておらず、AI/DXの前提が揃わない

  • データ定義・粒度・品質がバラバラで、横串の分析やKPI運用ができない
  • マスタ・ID・権限・ガバナンスが曖昧で、連携するほど混乱が増える
  • データと業務が切り離され、意思決定に使えない(見て終わる)

4. 全社の設計図がなく、投資の優先順位と実行順が決められない

  • どこから手を付けるべきか決められず、PoCが点在して終わる
  • 基幹・周辺・データ基盤・現場システムの依存関係が整理されない
  • ITガバナンスが弱く、標準化が進まない(属人・例外だらけ)

得られる成果

1. ビジネス価値に直結した“デジタル基盤のあるべき姿”が明確になる

  • 事業戦略(勝ち筋・KFS)と整合したデジタルEAを策定
  • 「何を変えると、どの価値が出るか」が説明でき、経営判断が速くなる
  • 部門最適の乱立を止め、全社で整合した投資ができる

2. 業務改革×ITが同時に進み、変化対応力が上がる

  • BPRを前提に、業務プロセスとシステムの接続を再設計
  • Agile前提の進め方により、段階導入・学習・改善が回る
  • GO LIVE後の業務改善・変化対応まで視野に入れた設計になる

3. データが“共通資産”になり、DX/AIがスケールする

  • データ定義・マスタ・ID体系が統一され、横串の可視化と分析が可能になる
  • 収集→蓄積→活用が運用として回り、意思決定の質が上がる
  • AI活用がPoC止まりにならず、業務実装の前提が整う

4. 投資の優先順位と実行ロードマップが固まり、プロジェクトが止まらない

  • 依存関係を踏まえた段階導入計画(ロードマップ)を策定
  • 体制・役割・標準・例外処理まで含めて運用設計(IT Governance)
  • 内製・ベンダー活用の最適分担が決まり、継続的に改善できる

アプローチ

見える

事業と業務を起点に、変革スコープと論点を可視化する

狙い

技術起点ではなく、価値起点で「変えるべき対象」を特定する。

主な内容

  • ビジネスモデル/競争優位/KFS(成功要因)整理
  • 業務プロセスの現状と課題、変革スコープ(BPR対象)の定義
  • 現行IT資産の棚卸し(システム群・データ・連携・運用・コスト・リスク)
  • “改革なしのシステム更改”になっていないかの論点整理

アウトプット例

変革スコープ、As-Is業務×ITマップ、課題・リスク一覧、優先度付き論点

決める

デジタルEA(共通設計図)を策定し、投資判断できる状態にする

狙い

全社が同じ地図で議論し、意思決定できる状態を作る。

主な内容(EAの中核)

  • Business Architecture:業務能力(ケイパビリティ)・業務モデル・標準化方針
  • Data Architecture:データドメイン/マスタ/ID体系/品質・権限/連携方針
  • Application Architecture:アプリの役割分担(基幹・周辺・現場)、連携方式、刷新方針
  • Technology Architecture:クラウド方針、基盤標準、セキュリティ、運用アーキ
  • IT Governance:標準・例外管理、審査プロセス、会議体、責任分界、内製方針

アウトプット例

デジタルEA(To-Be)、標準・ガイドライン、ターゲットアーキ、投資方針

動かす

Agile前提でロードマップ化し、実装と定着に接続する

狙い

「設計図」を“実行順序と体制”に変換し、プロジェクトを走らせる。

主な内容

  • 段階導入ロードマップ(依存関係・優先順位・効果を踏まえたSequencing)
  • BPR基本設計→段階的システム化→BPRレビュー&見直し→GO LIVE後の業務改善、のサイクル設計
  • 実行体制(業務×ITのクロスファンクショナル体制、PMO、内製・ベンダー分担)
  • KPI設計(価値指標・運用指標)と、運用定着(継続改善の仕組み)

アウトプット例

実行ロードマップ、体制・ガバナンス設計、施策別計画、KPI運用設計