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ヤマトホールディングス(HD) と中国ネット通販2位の京東集団は中国向け越境宅配事業で提携すると発表。
ヤマトHDはヤマトグローバルロジスティクスジャパンの機能を活用し日本からの商品配送日数を従来の半分の最短4日間に短縮する。
京東集団としては中国人旅行客の爆買いが話題になっている中、帰国後も継続して日本製品を購入したいというニーズに応える事で最大手のアリババ集団を追う戦略と考えられる。
ヤマトHDとしては2014年から開始している日本企業を対象とした中国向け越境ECサービスを、中国大手通販会社と提携することで拡大する狙いと考えられる。
国内企業が海外へ販路を求める動きは増加すると考えられる。しかし苦労して海外に新たな販路を確保しても、現地にモノを安定的に運べなければ事業として継続できない。海外への販路拡大を検討する際には、一定レベル以上の物流体制が存在しているかが重要なポイントの1つとなる。
〇ヤマトグローバルロジスティクスジャパン プレスリリース