■課題1: 前フェーズで立地選定した新海外物流拠点について現地パートナー(3PL会社)と協働でプロジェクトを推進したい
・現地パートナー会社との継続協議により、倉庫設計・レイアウト・自動化設備と運用プロセスのコンセンサスを得たい
・新海外物流拠点を保有・運営する枠組みと、事業主体の長期事業計画を作りたい
■課題2: 前フェーズで算定した所要能力と資本支出額の枠内で最適なプロセスを設計したい
・事業規模拡大に柔軟に対応できるピック・仕分け方式を選定したい
・労働市場の変化に応じて自動化・省力化の対象を拡大する余地を残したい
■課題3: 新プロセスに導入する自動化・省力化設備のベンダーを選定したい
・ベンダー候補が提案する設備の優劣の定性評価と定量評価をしたい
・余剰能力の発生を抑止し、初期の資本支出を圧縮できる提案を採用したい
■支援内容1: 現地パートナー会社との会議とコミュニケーションにより、共通の理解と相互信頼を確立
・定例会(英語)の資料と議事録を日本語・英語で作成し、英文メールによる補完で共通理解を担保
・定例会(オンライン会議)を英語でファシリテートし、日本語の通訳で補完
■支援内容2: AS-ISからTO-BEへの移行の課題を確認
・長期出店計画にもとづく流量増加を想定したTO-BEデータベースをSKU単位で作成
・AS-ISのピック・仕分け方式からのTO-BE流量における変化点を特定
■支援内容3: 新プロセスの素案にもとづくRFP方式でベンダー選定
・候補各社の提案を公平に評価できるよう、能力諸元を正規化したうえで比較
・段階投資による能力の順次増強スキームの作成を候補各社に示唆
■結果1: 現地パートナー会社との協働で、プロジェクトを計画段階から詳細設計・事業化段階に推進
・倉庫設計・レイアウト・自動化設備と運用プロセスの素案を具申し、詳細設計にむけての基本合意を得た
・事業主体の構成と拠点運営の枠組みを決定し、長期事業計画を策定
■結果2:流量増加に過不足なく対応できる新プロセスを設計
・出荷先構成の変化と流量増加をシミュレートした試算で実現性を確認
・ボトルネックの発生回避に必要な能力増強箇所・時期を特定
■結果3:新プロセスを段階投資で実現できるベンダーを選定
・固定設備の初期投資額が他社よりも低く、柔軟性・拡張性がある提案を採用
・段階投資により初期投資を前フェーズ想定額以下に圧縮
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